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妹島和世 水明

浜離宮は水とともにある庭園と言えると思います。その風景に現代を表すような水を足してみたいと考えました。曲水は、遠くから見ると留まっているように見えます。でも、近づいて見ると静かに流れていることに気づきます。このゆっくりとした水は、過去、現在、未来のつながりを表しています。(妹島和世)

水明/設計:妹島和世〈本プロジェクト案〉

解説

浜離宮恩賜庭園は、潮入の池(海水を導き潮の満ち引きによって池の趣を変える池)とふたつの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。
妹島和世(1956年~)は、汐留の高層ビル群を背に広がるこの伝統的な庭園を「歴史と現代という東京のふたつの側面にふれることができる場所だ」と確信し、多様な水場をもつ庭園に合わせて、曲水(平安時代の庭園にあった水路)をイメージしたパビリオンを設計しました。
鏡面の水路に浅く張られた水は、空や周囲の風景を映してきらきらと輝きます。設置されたのは明治初期に整備された迎賓館「延遼館」があった場所です。タイトルの「水明」は、澄んだ水が日や月の光で美しく輝く様子を示す言葉です。東京のこれまでを映しながらも常に変わり続ける水面から、清らかな未来を想像できるように、という期待が込められています。
妹島和世は建築内外の関係をつなげ、様々な人がそれぞれの時間を過ごせる公園のような空間を設計し続けている、日本を代表する建築家です。

施工協力:有限会社工藤工務店/有限会社オーツー/株式会社クリック
素材協力:リンテックサインシステム株式会社

鑑賞時間・アクセス

会場:浜離宮恩賜庭園 延遼館跡
東京都中央区浜離宮庭園 浜離宮恩賜庭園 〈大手門口〉より
鑑賞時間: 9:00〜17:00 (入園は16:30まで)
*見学には、浜離宮恩賜庭園への入園料が必要です。
入園方法の詳細・注意事項は、浜離宮恩賜庭園公式サイトをご覧ください。(当面の間入園するためには事前予約が必要となります。)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

アクセス:
・都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」「汐留駅」より徒歩7分
・ゆりかもめ「汐留駅」より 徒歩7分
・JR線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋駅」より 徒歩12分
・都営バス「霧ヶ丘団地」より 徒歩0分

*専用の駐車場はございません。近隣の駐車場は限られておりますので、お車でのご来場は控えていただけますようお願いいたします。

その他注意事項:
・パビリオンに触れることはできません。
・ローピングで囲われた芝生内へは立ち入らないようにお願いします。
・他来園者の通行の妨げにならないように、長時間立ち止まっての鑑賞はお止めください。
・浜離宮恩賜庭園は、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。園が定めるルールを厳守ください。
・ペットを連れての入園はできません。(介助犬を除く)
・園内全面禁煙となります。喫煙所はありません。

設計:妹島和世

1956年生。日本女子大学大学院家政学部住居学科修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛と共にSANAAを設立。代表作に〈金沢21世紀美術館〉、ニューヨークの〈ニュー・ミュージアム〉、〈ルーヴル・ランス〉、〈すみだ北斎美術館〉(妹島事務所として)、最新作〈大阪芸術大学アートサイエンス学科棟〉(妹島事務所として)など。2010年、第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて、日本人、そして女性として初めて総合ディレクターを務める。プリツカー賞、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞、日本建築学会賞、紫綬褒章(個人として)、他受賞多数。※上記の建築作品、受賞は特記のない限りSANAA名義。