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会田誠 東京城

撮影:宮島径 (c)AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery

強調したいのは恒久性とは真逆の仮設性、頼りなさ、ヘナチョコさ──しかしそれに頑張って耐えている健気な姿である。どうなるか、やってみなければわからない。一か八か作ってみる。それを現在の日本──東京に捧げたい。(会田誠)

東京城/作:会田誠 〈本プロジェクト案〉
撮影:宮島径 © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery

東京城/作:会田誠 〈本プロジェクト案〉
撮影:宮島径 © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery

解説

会田誠(1965年〜)はダンボールとブルーシートでできた2つの城を作りました。ダンボールとブルーシートは、非常に廉価であるにもかかわらず堅牢性を備えた頼もしい素材で、恒久性ではなく仮設性も象徴する点に、共通した特徴があり、会田は1995年から作品の素材に使用しています。このパビリオンは、このような2つの素材を使うことで、何があっても容易に挫けない人間のしなやかな強さを示しています。また重くて硬くて高額で恒久的な素材のみを使う現代彫刻などに対する批評性をはらんでいます。
本作が設置されている石塁は、かつて江戸城を支えていた石垣を用いて神宮外苑造営の際に建設されたもので、関東大震災後のバラック建設の指揮官であり、小学校の鉄筋コンクリート化を推進した建築構造家・佐野利器が計画・建設したものです。その石塁の上に立つダンボールとブルーシートの城は、東京からいまだ災害の爪痕が残る各地方への「共にがんばりましょう」というメッセージとなるでしょう。また、東京にいつの日か来るかもしれない大災害への覚悟を示すものでもあります。

協力:ミヅマアートギャラリー/秦永ダンボール
施工アドバイザー:株式会社加藤架設/株式会社エムテック
設計サポート:フジワラテッペイアーキテクツラボ 藤原徹平 /GANEMAR
小金丸信光/小西泰孝建築構造設計所 小西泰孝 丸本健悟

鑑賞時間・アクセス

会場:明治神宮外外苑いちょう並木入口
東京都港区北青山2丁目1番地先
鑑賞時間:10:00〜18:00

アクセス:
・東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目駅」1出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線「外苑前駅」4a出口より徒歩2分
・ちぃばす「青山二丁目交差点」より徒歩0分

*専用の駐車場はございません。近隣の駐車場は限られておりますので、お車でのご来場は控えていただけますようお願いいたします。

その他注意事項:
・歩行者の通行の妨げにならないように、道を塞いでの鑑賞、長時間立ち止まっての鑑賞はお止めください。
・横断歩道に立ち止まっての鑑賞は絶対にお止めください。
・ローピングで囲われた芝生内へは立ち入らないようにお願いします。
・石塁の上に登る行為は絶対にお止めください。発見した場合、厳重に対処させていただきます。

作:会田誠

1965年生。東京藝術大学大学院美術研究科修了(油画技法・材料研究室)。美少女、戦争、サラリーマンなど、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、奇想天外な対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。平面作品に限らず、彫刻、パフォーマンス、映像、小説や漫画の執筆など活動は多岐にわたる。主な展覧会に「バイバイキティ!!! -天国と地獄の狭間で- 日本現代アートの今」(ニューヨーク、2011年)、「天才でごめんなさい」(森美術館、2012年)、「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル、2018年)など。